明日7日より「前野直史 作陶展 -黒と白の間-」が始まります。
前野さんの器のその多くは登窯や穴窯で焼成されます。
我々の日常を見返してみても、技術の進歩で楽になったものはたくさんあります。
しかし、失ってきたものも多い。
人間労働の価値そのものしかり。
以前、前野さんとのやりとりの中でこういう言葉がありました
「扱いやすく精製された陶土や合理的な計算で調合された釉薬や、進化した便利な窯などと引き換えに捨て去ってきたやり方をもう一度拾いなおしたいのです。」
素晴らしい作品が揃っています。
皆様のお越し心よりお待ちしております。