2012年7月24日火曜日

小関セキ 原画


6月の練馬区立南田中図書館を皮切りに
→curious
→LittleForest
→ちょっとしたcafe PATISSIEReco房
→copse
→カタチカフェ
と巡回してきました小関セキさんによる『井』5号表紙の原画が当店に戻ってきました。

 まだご覧になっていない方、8月5日(日)まで展示しておりますのでぜひお越し下さい。

ちゃが馬七夕 2012


8月5日(日)石神井氷川神社にて「ちゃが馬七夕」が開催されます。

「井」のメンバーがお手伝いをさせていただきました。ポスターはおなじみのSTUDIO CUB 千葉泉さん作成。

ちゃが馬とは茅(ちがや)を編んで作った馬のことで、練馬で古くから伝わる七夕行事です。茅馬が変化して「ちゃが馬」と呼ばれるようになりました。

五穀豊穣を祈ります。

食の出店に加えて、ちゃが馬づくりのワークショップ、神楽殿にて音楽が演奏されます。

ぜひ皆様浴衣を着て夏の夜を涼みにお越し下さい。

詳しい情報はこちらをご覧下さい。

2012年7月6日金曜日

前野直史 作陶展にむけて


明日7日より「前野直史 作陶展 -黒と白の間-」が始まります。

前野さんの器のその多くは登窯や穴窯で焼成されます。

 我々の日常を見返してみても、技術の進歩で楽になったものはたくさんあります。

しかし、失ってきたものも多い。

 人間労働の価値そのものしかり。

以前、前野さんとのやりとりの中でこういう言葉がありました

 「扱いやすく精製された陶土や合理的な計算で調合された釉薬や、進化した便利な窯などと引き換えに捨て去ってきたやり方をもう一度拾いなおしたいのです。」


 素晴らしい作品が揃っています。

皆様のお越し心よりお待ちしております。

2012年7月2日月曜日

前野直史 作陶展にむけて -器を育てる-


写真:郡司庸久作マグカップ表面 店主私物


器はかたちつくられ、焼かれてできあがりますが、そこで終わりではありません。

窯から出たてのツルツルな陶器を、購入された方が「育て」はじめて完成します。


「材料と工程の必然がかたちした陶器は、どこでだれがいつどんなふうにして作ったものだというようなことから自由になって、生れ出たからにはひとつの陶器として独り歩きして行って欲しいというのがかたちが見つけたこの世の出口であるところのぼく自身の祈りです。」前野直史 

 

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